目次
海辺のアポリア―なぜ俳句なのか
渇仰のはて―俳句の文体と構造
行く方に就いて―来し方の俳句・寸考
定型の中で―覆しがたい独白
鑑賞心脱落―俳句鑑賞とは何か
俳句と近代―その問い返される懸崖
神話と俳句―その沈める位相
抛物線の行方―加藤郁乎以後の俳句
昭和俳句の虚実―昭和俳句十句撰
『昭和俳句選集』の中で―我を問う〔ほか〕
著者等紹介
安井浩司[ヤスイコウジ]
昭和11年(1936)秋田県能代市生れ。十代より作句を始め、永田耕衣「琴座」、高柳重信「俳句評論」等に同人参画。同行の大岡頌司、河原枇杷男と共に戦後新世代の新しい俳句の実践を推し進めてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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