内容説明
武田信玄の息女・松姫さま(信松尼)。武田家滅亡の悲運に見舞われ、甲斐の国から八王子へと、小さな姫君たちを連れての逃避行。隠遁生活の苦しみのなか、養蚕・機織りの技術教授に力を注ぐ逞しさ。戦国末期から江戸初期の大きな歴史の流れとともに描き出す、松姫小説の決定版。
著者等紹介
前野博[マエノヒロシ]
1948年、八王子市旭町に誕生。八王子市立第四小学校、八王子市立第三中学校、都立国立高校、早稲田大学卒業。八王子市旭町にて小売店を経営。現在、西放射線ユーロード、八王子駅北口商店会、旭町町会の理事として地域活動に参加する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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