出版社内容情報
《内容》 2004年度から臨床研修が必修化されますが，新制度のため不安を感じている方も多いのではないでしょうか．「臨床研修の到達目標」（厚生労働省作成）を基にした本書を読めば，研修医が2年間で必ず習得・経験すべき必修項目の対応法がわかります．研修医はもちろん，指導医も必携の一冊です！
《目次》
【行動目標】医療人として必要な基本姿勢・態度
1章 医療人として必要な基本姿勢・態度 編集：白浜雅司
１チーム医療 日下隼人
２問題対応能力 今井裕一
３安全管理 早野恵子
４症例呈示 小田康友
５診療計画 西山雅則
６医療の社会性 白浜雅司
本書の構成に戻る
【経験目標】経験すべき診察法・検査・手技
2章 医療面接 編集：津田司
１．上手なコミュニケーションとは 津田司
２．医療面接の基本 竹村洋典
３．インフォームド・コンセント 竹村洋典
４．悪いニュースの伝え方 横谷省治
５．怒りを露わにする患者への対応 津田司
3章 基本的な身体診察法 編集：大滝純司
１．身体診察法総論 大滝純司
２．全身の観察と記載 川畑恵
３．頭頸部の診察と記載 川畑恵
４．胸部（乳房を含む）の診察と記載 東一
松下明
５．腹部の診察と記載 東一
６．泌尿・生殖器（骨盤内診察）の診察と記載 松下明
７．骨・関節・筋肉系の診察と記載 豊島元
８．神経学的診察と記載 豊島元
９．小児の診察（生理的所見と病的所見の鑑別を含む）と記載 豊島元
10．精神面の診察と記載 松下明
4章 基本的な臨床検査 編集：下正宗
１．総論：臨床検査の適正使用と臨床検査医へのコンサルテーション，検査部とのコミュニケーション 石田博
２．一般尿検査 （尿沈渣顕微鏡検査を含む） 下正宗
３．便検査（潜血，虫卵） 下正宗
４．血算・白血球分画 村上純子
５．血液型判定・交差適合試験 村上純子
６．心電図（12誘導），負荷心電図 松田圭市
７．動脈血ガス分析 星野啓一
８．血液生化学的検査 幸村近
・簡易検査（血糖，電解質，尿素窒素など）
９．血液免疫血清学的検査（免疫細胞検査，アレルギー検査を含む） 村上純子
10．細菌学的検査・薬剤感受性検査 下正宗
・検体の採取（痰，尿，血液など）
・簡単な細菌学的検査（グラム染色など）
11．肺機能検査（スパイロメトリー） 星野啓一
12．髄液検査 下正宗
13．細胞診・病理組織検査 村田哲也
14．内視鏡検査 日向眞
15．超音波検査
・腹部 日向眞
・心 松田圭市
16．単純X線検査 藤原卓哉
17．造影X線検査 藤原卓哉
18．X線CT検査 藤原卓哉
19．MRI検査 藤原卓哉
20．核医学検査 藤原卓哉
21．神経生理学的検査（脳波・筋電図など） 北村依理
5章 基本的手技 編集：松村理司
１．気道確保 山本万希子
２．人工呼吸 湯地雄一郎
３．心マッサージ 内山まり子
４．圧迫止血法 笹壁弘嗣
５．包帯法 笹壁弘嗣
６．注射法 片山政伸
７．採血法（静脈血，動脈血） 佐藤泰吾
８．穿刺法（腰椎，胸腔，腹腔） 佐藤泰吾
９．導尿法 笹壁弘嗣
10．ドレーン・チューブ類の管理 笹壁弘嗣
11．胃管の挿入と管理 笹壁弘嗣
12．局所麻酔法 笹壁弘嗣
13．創部消毒とガーゼ交換 笹壁弘嗣
14．簡単な切開・排膿 笹壁弘嗣
15．皮膚縫合法 笹壁弘嗣
16．軽度の外傷・熱傷の処置 笹壁弘嗣
17．気管内挿管 山本万希子
18．除細動 内山まり子
6章 基本的治療法
-
- 和書
- 教育のなかの宗教
