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出版社内容情報
《内容》 時にわれわれ人間に猛威を奮う“ウイルス”.その実態を明らかにする、ウイルスの特徴, 病気を引き起こすしくみ,そしてウイルスに対するわれわれ人間側の対応などを,本シリーズ自慢のイラストを多用しわかりやすく解説
内容説明
ウイルスは細胞から生まれた鬼っ子である。しかし、遺伝子の運び屋としての能力により、再び細胞に戻ってそれまでになかった遺伝子を付与し、宿主を進化させる源になった。本書では、ウイルスという特殊な生命体の性質、生物界における位置づけ、多彩な生存戦略、それに対するわれわれ人間の防御機構などがどこまで明らかになっているかをわかりやすく紹介した。
目次
概論 ウイルスとは
第1章 ウイルスとは何か(ウイルスの形を知る―その構造と観察法;ウイルスはどうやって増えるか―ウイルスゲノムの複製メカニズム;ウイルスと宿主の関わり合い―レセプターと細胞因子 ほか)
第2章 ウイルスのたくらみ(ウイルスはいかにして病気を起こすか?;癌を引き起こすウイルス;ウイルスの持続感染―ウイルスは潜伏する ほか)
第3章 ウイルスとたたかう(ウイルスと免疫の攻防と共存;抗ウイルス化学療法;ワクチン―ウイルスとたたかう最も有効な武器 ほか)