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出版社内容情報
《内容》 留学する方,留学生を迎える方,どなたにも役立つマンガとイラストが満載の英会話入門書です!
知っているようで知らない実験機器の名前から,言えそうで言えない実験中の英会話表現まで,マンガやイラストをまじえて気軽に読めます.
また,ネイティブスピーカーの協力により,様々な類似表現も紹介されており,英語は苦手…という方にも絶対オススメです.
次の日本語を英語で言えますか?
Q1:白衣
Q2:この試薬の使用期限はいつまでですか?
答え
A1:lab coat
A2:What is the expiration date of this reagent?
分かった方も分からなかった方も,ぜひ本書で英語に磨きをかけて下さい!
《目次》
Section I:イラストでわかる実験室での英語表現
Chapter1 意外に知らない実験機器の名前 12
(1)実験台の周辺 12
(2)計量台の周辺 13
(3)DNA実験の実験台周辺 14
(4)暗室 15
(5)細胞培養室 16
(6)クリーンベンチの周辺 17
Chapter2 目で見てわかるニュアンスのちがい 12
(1)水の種類 18
(2)混ぜる操作 19
(3)泳動ゲルの種類と分子量 20
(4)泳動ゲルおよびメンブレンの染色法 21
(5)実験材料の保存 22
Section II:Let’s speak! ~実験中の英会話
Chapter1 実験の準備 24
(1)実験をはじめる前に 25
1. 実験室での服装 25/ 2. 実験計画 26
(2)試薬/器具の準備 27
1. 試薬の準備 27/ 2. 器具の準備 28
(3)試薬の取り扱い 30
1. 試薬の調整 30/ 2. 試薬の保存 31
(4)実験を終えて 32
1. 廃液処理 32/ 2. 実験機具の扱い 33
Chapter2 DNA実験をする 36
(1)DNAを抽出する 38
1. エタノール沈殿 38/ 2. フェノール抽出 39
(2)培地の準備をする 40
1. 培地の作製(液体培地,寒天培地) 40/ 2. プレート培養 41
(3)大腸菌を培養する 43
1. 少量培養 43/ 2. 大量培養 44
(4)プラスミド調整 46
1. アルカリプレップ 46/ 2. 市販のキットを用いる 47
(5)制限酵素処理と電気泳動 49
1. 制限酵素処理/電気泳動 49
(6)サブクローニング 52
1. インサートDNAの準備 52/ 2. ベクター調整 53
3. ライゲーション 54/ 4. インサートDNAのチェック 55
(7)形質転換(トランスフォーメーション) 57
1. 塩化カルシウム法 57/ 2. エレクトロポレーション法 58
(8)発現解析を行う 59
1. PCR法-(1)プライマーのデザイン 59
2. PCR法-(2)PCR装置の設定 60
3. ノーザンハイブリダイゼーション 61
4. RNAaseプロテクションアッセイ 62
(9)塩基配列の決定(DNAシークエンス) 63
1. 電気泳動 63/ 2. オートシークエンサーを用いた解析 64
(10)データ解析とホモロジー検索 66
1. エレクトロフェログラム 66/ 2. データベース 67
Chapter3 タンパク質実験をする 68
(1)タンパク質の精製 69
1. タンパク質の抽出 69/ 2. タンパク質の分離精製(透析) 70
(2)精製タンパク質の分析 71
1. タンパク質の定量 71/ 2. タンパク質の分子量測定 72
(3)タンパク質の活性測定 73
1. DNA結合活性測定 73/ 2. DNA結合部位決定法 74
(4)タンパク質の機能調節の解析 75
1. ウエスタンブロッティング 75/ 2. 免疫沈降法 76
3. Two-ハイブリッドシステム 77
(5)タンパク質の分布の解析 78
1. in vivoでの検出 78/ 2. in vitroでの検出 79
Chapter4 細胞培養をする 82
(1)培養器具/培養液の準備 84
1. 滅菌と洗浄 84/ 2. 培地をつくる 85
(2)細胞の準備 87
1. 凍結細胞の取り出し 87/ 2. 凍結細胞の融解 88
(3)細胞の観察 90
1. 肉眼での観察 90/ 2. 顕微鏡での観察 91
(4)細胞の継代 93
1. 前準備 93/ 2. 継代 94
(5)細胞数の測定 96
1. 細胞浮遊液の調整 96/ 2. 血球計算板での計測 97
(6)細胞のクローニング 99
1. コロニーの選定 99/ 2. 細胞の回収 100
(7)細胞の保存 102
1. 細胞懸濁液 102/ 2. 凍結 103
(8)培養実験を終えて 105
1. 培養器具の処理 105/ 2. 培養液の処理 106
Section III:4コマ漫画でシミュレーション~実験結果を報告しよう!
(1) インサートの確認:制限酵素でDNAが切れない 110
(2) インサートの確認:制限酵素で予想外の断片が出る 111
(3) 形質転換の結果:コロニーが形成されない 112
(4) 形質転換の結果:セルフライゲーションのコロニーのみ形成 113
(5) PCR産物の確認:増幅バンドが検出されない 114
(6) PCR産物の確認:非特異的バンドが多い 115
(7) ノーザンブロッティングの結果:バンドが検出されない 116
(8) ノーザンブロッティングの結果:バックグラウンドが高い 117
(9) ウエスタンブロッティングの結果:バンドが検出されない 118
(10) ウエスタンブロッティングの結果:バックグラウンドが高い 119
内容説明
医学翻訳専門のネイティブ・スピーカーの協力のもと即戦力となる的確な会話表現を厳選!英会話に自信がない…でも、「もうすぐ留学するんだ!」「留学生が研究室にやってくる!」という方には特にオススメです。
目次
1 イラストでわかる実験室での英語表現(意外に知らない実験機器の名前;目で見てわかるニュアンスのちがい)
2 Let’s speak!~実験中の英会話(実験の準備;DNA実験をする;タンパク質実験をする ほか)
3 4コマ漫画でシミュレーション~実験結果を報告しよう!(インサートの確認:制限酵素でDNAが切れない;インサートの確認:制限酵素で予想外の断片が出る;形質転換の結果:コロニーが形成されない ほか)
著者等紹介
村沢聡[ムラサワサトシ]
先端医療センター再生医療研究部主任研究員。1989年関西医科大学医学部卒業、3年間の臨床従事のあと、同大学院博士課程入学。1996年関西医科大学医学部博士課程修了(Ph.D)。1997~2000年日本学術振興会特別研究員(PD)。2000年~2002年米国タフツ大学セントエリザベスメディカルセンター留学(日本学術振興会海外特別研究員)。2002年4月より現職。大学院では、循環器内科の高血圧、動脈硬化部門に所属していたこともありアンギオテンシン受容体の分子生物学的機能解析の研究を行う。渡米前から、再生医療に興味を持つようになり、当時血管再生の遺伝子治療で世界的に有名だったJeffrey M.Isner教授のもとへ留学。同ラボにて血管内皮前駆細胞を発見した浅原先生(現先端医療センター再生医療研究部部長)に出会い、血管内皮前駆細胞の機能解析と臨床応用についての研究を行う。帰国後、同細胞移植による虚血性疾患患者への治療応用のため、現在準備を進めている
ラップ,ジェフ[ラップ,ジェフ][Rupp,Geoff T.]
ラングエジ・リソーシズ(Language Resources Ltd.)所属。医学英語の翻訳を専門にしている
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