手抜き実験のすすめ - バイオ研究五輪書

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  • サイズ A5判/ページ数 160p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784897063584
  • NDC分類 460.72
  • Cコード C3045

出版社内容情報

《内容》 実験医学の人気連載『手抜き実験のすすめ』が,内容を増して単行本になりました.本書にはアイデアあふれる実験法が多数掲載されており,目から鱗が落ちる経験をしていただけるものと思います.また,研究者の心構えを説く章は,学生からベテランの方まで幅広くご覧いただける内容となっています.    

《目次》
第1章 実験の達人・プロの研究者になるためのミチ
はじめに
レベル1 最低限のこころ構え:
      キの抜けた実験にキづく
レベル2 プロの研究者への最低必要条件:
      基本的実験法を上手にミにつける
レベル3 実験のコツをつかむ:
      カミ砕いて理解する
レベル4 実験技術の安定化:
      より高度な技術に対応するキを養う
レベル5 実験器具のポテンシャルを高める:
      ハイテク機器に使われるな
レベル6 バランスの理解:
      キ力でミ力を支える
レベル7 柔軟性と余裕:
      時代の流れ・変化に対応しながら自己の可能性を拡げる
レベル8 完成から超完成へ:
      進化し続ける存在となる
レベル9 感性を研ぎ澄ます:
      独自の世界を切り開き,進むべきミチを定める
レベル10 研究者の究極目的:
      調和をもたらす順序と秩序をリ解しカタチとしてミを結ぶ
レベル番外 主観と客観:
       唯一無二の個性を知り全体の中で自己を活かす
おわりに

第2章 手抜き実験のすすめ
1 はじめに
2 分子生物学をするときチップやチューブ類はオートクレーブしないでよい
3 小スケールのプラスミドDNAの回収法(プラスミドのミニプレップ)
4 制限酵素の利用
5 手軽なコンピテントセルのつくり方
6 特急トランスフォーメーション:早く家に帰る方法
7 アガロースゲル電気泳動に関するたわごと
8 アガロースゲルの見方
9 超高速ゲルとフラグメント精製
10 簡単ライゲーションとプラスミドつくりのテクニック
11 RNAの扱いについて
12 ラムダファージの取り扱い
13 アクリルアミドキャリアー
14 バクテリアによるタンパク質の発現について
15 免疫沈降について
16 カラム法とバッチ法
17 ピペットマンを正しく使えますか
18 動物細胞の見方
19 細胞のメンテナンスについて
20 細胞の増殖因子による刺激のしかた
21 タイムコース実験のポイント
22 つづく

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Chemie

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同じ結果が出るならプロトコールは短い方がよい(長いと間違える確率が上がる)「要領よくやって早く終って早く帰り、そしてデートをするのがおしゃれ」/プロトコールの各段階が自分の目的を達成する上でなぜ行う必要があるのか考える―不要であれば削ってやってみる。うまくいったら撤去し、不都合あればプロトコールを作った人を尊敬すればよい/手抜き≠サボリ。操作は簡単に、早く結果を出し、考えるべき所に時間を取っておく/細胞培養では手抜きしない、顔色を見分けることが大事/上手に飼わないと継代操作等で淘汰が起こり異なる細胞になる2013/04/25

incognito

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第一章の心構えの話はカタカナが多くて読みにくいが言わんとすることはわかる。第二章は今の手抜きからするとちょっとあれなところもあるが、まだまだ使えるテクニックがいくつか書いてあり、かなり参考になると思う。2011/01/04

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