内容説明
本書では、代表的な接着分子の臨場感あふれる発見の経緯から、構造と特徴、さらに現実に進む臨床応用まで、最新の話題をわかりやすくかみ砕いて解説した。これからの接着分子研究をデータに基づいて大胆に予測する付録『細胞接着分子の研究動向と研究開発動向』も充実した待望の改訂版。
目次
1 細胞接着分子ものがたり
2 フィブロネクチンものがたり
3 ビトロネクチンものがたり
4 インテグリンものがたり
5 ラミニンものがたり
6 細胞間接着分子のものがたり
7 細胞間結合分子のものがたり
8 セレクチンものがたり―免疫系の細胞接着分子
9 細胞接着分子の応用研究ものがたり―癌転移抑制、創傷治癒、機能性材料の可能性
著者等紹介
林正男[ハヤシマサオ]
お茶の水女子大学理学部生物学科助教授。1947年横浜生まれ。’69年、埼玉大学理工学部卒業。’74年、名古屋大学大学院博士課程(分子生物学専攻)修了。’76年、筑波大学生物科学系講師。’80~’83年、米国NIH・国立癌研究所分子生物学部のKenneth Yamada博士のもとでフィブロネクチンを研究。’85年、お茶の水女子大学に移籍。細胞接着分子を主な研究課題としている。改訂版では顔写真(上記)も改訂(?)した。初版と比べると記述内容が格段と改善できたが、写真に写っている人物だけは改善できていない(残念!)。歳を取ったのサ。けど、ナ~ニ、歳とともに人生観、経済状態、精神が安定するので、歳をとるのは悪くないゾ…[ハヤシの第16法則]。そう思って写真の人物をみると、どう、風貌が落ち着いて魅力的に見えない?軽薄ってか?イテテテッ。病人をいたわってよ。初版以来、ヨーロッパの田舎を気ままに旅したい病と闘病中なんだから。その後、オーストラリアの海辺でグータラしたい病も併発した
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