実験医学増刊<br> ゲノム機能を担う核・染色体のダイナミクス―複製、修復、組換え、転写機構からエピジェネティクス、高次生命機能・医学とのかかわりまで

実験医学増刊
ゲノム機能を担う核・染色体のダイナミクス―複製、修復、組換え、転写機構からエピジェネティクス、高次生命機能・医学とのかかわりまで

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  • サイズ B5判/ページ数 233p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784897060927
  • NDC分類 467.3
  • Cコード C3047

内容説明

本書は、ゲノムの機能をクロマチン構造のダイナミクスという視点から捉え、クロマチン構造と基本的なDNA代謝およびエピジェネティックなコントロール、クロマチンを含む核構造のダイナミクス、これらに関係した高次の生命現象と疾患などについて、日本を代表する研究者に最先端の研究成果を紹介する。

目次

第1章 DNA代謝と染色体制御
第2章 クロマチンとエピジェネティクス
第3章 核のダイナミクス
第4章 遺伝子発現と高次生命機能
第5章 遺伝子発現と医学

著者等紹介

花岡文雄[ハナオカフミオ]
東京都生まれ。1968年東京大学薬学部卒業、同大学院博士課程修了後、助手、助教授として、山田正篤教授、宇井理生教授のもとでDNA複製、細胞増殖の研究に従事。’89年理科学研究所放射線生物学研究室主任研究員となってから本格的にDNA修復の研究を始める。’95年より大阪大学細胞生体工学センター教授。2002年4月より大阪大学大学院生命機能研究科教授。理化学研究所招聘主任研究員(細胞生理学研究室)。真核細胞のDNA複製と修復の分子機構を中心として、遺伝子保持のメカニズムとその破綻が細胞の癌化や老化にどのようにかかわっているかを明らかにしたい

永田恭介[ナガタキョウスケ]
1976年東京大学薬学部卒業。’81年同大学大学院博士課程修了。’81~’84年アルバートアインシュタイン医科大学(米国ニューヨーク市)博士研究員。’85~’91年国立遺伝学研究所助手。’91~2001年東京工業大学助教授。’01年より筑波大学基礎医学系教授。真核細胞およびウイルスのゲノム複製と遺伝子発現の分子メカニズムについて、ゲノム→クロマチン→核と視点を移しながら研究をすすめている
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