内容説明
ようこそ無常の世界へ…清盛とその子、孫、姫たち、平家一門の人間ドラマを描く『平家物語』の49の名場面とそのゆかりの地を多くの写真とともに紹介。活劇を観るように物語の全体像が把握できます。肩のこらない、無常の世界への道行きを、どうぞお楽しみください。
目次
祗園精舎―インドに由来する京都「祇園」の名
殿上闇討―貴族の嫌がらせを巧みにかわす忠盛
祗王―清盛の心変わりに出家する女たち
鹿谷―結構いい加減だった平家打倒の謀議
御輿振―法皇も手を焼く山法師の強訴
西光被斬―内部告発で露見した鹿ヶ谷謀議
教訓状―父清盛の横暴を諌める嫡男重盛
大納言流罪―西へ流される事件の首謀者・成親
卒都婆流―鬼界島で流した卒都婆、厳島神社に漂着
足摺―鬼界島に1人置き去りにされる俊寛〔ほか〕
著者等紹介
鳥越一朗[トリゴエイチロウ]
1955年京都市生まれ。京都府立嵯峨野高校を経て京都大学農学部卒業。ボランティア活動を通じ、京都の自然や歴史のPRに取り組む。関西気象予報士会京都部会世話人、京都森林インストラクター会理事。著書に「一千年の恋人たち」、「平安京のメリークリスマス」、「麗しの愛宕山鉄道鋼索線」「京都一千年の恋めぐり」、「京都大正ロマン館」、「電車告知人ー明治の京都を駆け抜けた少年たちー」「茶々、初、江 戦国美人三姉妹の足跡を追う」、「平清盛を巡る一大叙事詩「平家物語」の名場面をゆく」「平清盛伝 京都源平地図本ー平清盛・平家年表付」、「ハンサム・ウーマン新島八重と明治の京都」「レトロとロマンを訪う京都明治・大正地図本ー新島襄・八重、山本覚馬物語&近代建築物年表付」「絶対絶対めげない男黒田官兵衛の行動原理」、「軍師官兵衛戦跡地図本」などがあり、京都の歴史を切り口を変えて取り上げて来た、京都再発見の名手です(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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