内容説明
“京都を舞台とした恋の実話集１８編”あなたに贈る恋愛本の決定版！出会い、別れ、淡い恋、旅路の恋、不輪…四季折々の京都を舞台にした切なく、甘く、そして熱いラブストーリー。
目次
洛中編（苑子の場合；ターゲット ほか）
洛東編（みかえり阿弥陀如来；二十年を映す鏡 ほか）
洛北編（お母さんの恋；風を運んできた ほか）
洛西編（瑳峨野慕情；後悔～伝えられなかった言葉）
洛南編（朱に誘われて；新幹線恋愛）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
可不可
1
実話をもとに、脚色した18本のショートストーリー。ぼくのような者にも長い人生のうちにはいろいろあって、この本を読みなら、ぼく自身の〈京都体験〉が重なる。そのためか、せつなくて、なつかしくて。■この本は、長いあいだ、本棚に入れっぱなしだった。筆者のひとり（この本は12人の共著）が知り合いで、そんな関係で義理で買った本だったので、なんだか読みそびれていた。■でも、読むと、なんとまあ、面白い。文章もみごと。ぼくの大好きな一冊になってしまった。2024/07/14
-
- 和書
- レヴィナス 顔の向こうに
