内容説明
健康老人に対する問題をどうするのか、健康障害を負った老人をどうするのか、医療を必要とする老人は、障害を負った老人の、寝たきり老人の、痴呆やボケに陥った老人の介護や看護はどうすべきなのでしょうか。本書は『痴呆性老人』の姉妹書です。第2版では統計資料を新しいものと代え、行政施策の変わりようにも触れ、地域に起こりつつある新しい動きにも注目を払いました。
目次
第1章 日本の老人問題を考える―看護の眼を開く
第2章 老人の身体と心―看護の知識をふくらます
第3章 ボケの成り立ちと痴呆症状の理解―看護の手がかりを求める
第4章 痴呆性老人のリハビリテーションと地域看護―看護の継続性を高める
第5章 わが国の老人対策と痴呆性老人の看護―看護の裾野をのばす