内容説明
海を渡ってヨーロッパの庭園を彩り国際的な園芸植物へと発展した日本の植物ツバキやアジサイ、緑のカーテンとして植えられるアサガオやニガウリなど63項目を収載、園芸化の歴史やエピソードを植物文化史の第一人者が縦横無尽に綴る。ルドゥーテ『美花選』、岩崎潅園『本草図譜』他の植物画や浮世絵など350点余の図版を添えて贈ります。
目次
1 花壇の植物誌(クロッカス;ヒアシンス ほか)
2 花木の植物誌(ウメ;ミツマタ ほか)
3 キッチンガーデンの植物誌(カモミール;ミント ほか)
4 シェードガーデンの植物誌(アオキ;アスチルベ ほか)
5 緑のカーテン、フェンスの植物誌(クレマチス;トケイソウ ほか)
著者等紹介
大場秀章[オオバヒデアキ]
1943年東京生まれ。理学博士(東京大学)。現在、東京大学名誉教授、同総合研究博物館特招研究員。専門、植物分類学、植物文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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