内容説明
エデンの園の蛇の絡まる木、教会の螺旋階段、衣食住の生活文化に見られる渦巻き模様など、ヨーロッパの文化を「螺旋形」というキーワードで読み解くユニークで壮大な試み!文化と形の深いつながりを200点の図版で検証する。
目次
第1部 形の文化史―ヨーロッパへの旅(ローマ;ヨーロッパとは何か;文化のシステム)
第2部 蛇の絡まる木(聖書の蛇;古代の蛇;近代の蛇)
第3部 衣食住の形(ヨーロッパの衣装;食文化;住まいの形)
第4部 技術の中の形(つくる;はこぶ;はかる)
第5部 螺旋の文化史(聖性の形、宗教と神話;王権、教権、天;愛の形)
著者等紹介
篠田知和基[シノダチワキ]
1943年東京生まれ。パリ大学博士。名古屋大学教授ほかを歴任。現在、甲南大学人間科学研究所客員研究員。比較神話学研究組織GRMC主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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