内容説明
ヒキガエルは、どうやって生まれた池に戻るのか!?不思議な行動を追って、謎解きのらせん階段をのぼる先生と50人の弟子たちの涙ぐましくもゆかいな物語。
目次
観察のはじまり(日本のヒキガエルの仲間;ヒキガエルの生活史 ほか)
ヒキガエルは地図を持っている(繁殖期のヒキガエルの池への移動;でたらめ説と一定方向説―自由学園の池での観察 ほか)
子ガエルの上陸(子供のヒキガエルが池を出るとき;どうして池の北側に上陸するのだろう? ほか)
雄の抱接と受精の鍵(ヒキガエルの生殖行動;雄の抱きつくことの意味 ほか)
著者等紹介
石居進[イシイススム]
1932年(昭和7年)3月18日、東京で生まれる。小学校の後半、中学、高校は主として福岡県小倉市(現在の北九州市)ですごす。自慢は小学校時代「いじめ」にあって登校拒否児童だったことと、高等小学校(当初は国民学校高等科)に在学したこと。東京大学理学部動物学科を卒業、同大学院、日本学術振興会奨励研究生などを経て、1956年(昭和31年)早稲田大学助手、現在は同教授、教育学部理学科生物学専修と大学院理工学研究科で教育に従事。専門は比較内分泌学。日本動物学会、日本比較内分泌学会、日本内分泌学会生殖内分泌分科会、日本アンドロロジ学会、日本行動学会、日本鳥学会の会員。国際比較内分泌学会連合会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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