内容説明
21世紀の人類は、一神教同士の対立・衝突による暴力の応酬と、地球温暖化による水不足で危機に直面しようとしている。これを回避し、自然と人類が共存し、異なる文化、異なる民族と民族が融合する平和な世界を構築するためには、多神教のシンボルである水神としての龍を再認識することが必要である。今日的な課題として、考古学・科学思想史・美術史・民俗学・民族学など、多様な視点で綴る初の「龍学大全」。
目次
序章 紅龍から青龍へ―融合と循環の思想
第1章 龍の文明史
第2章 大河文明の生んだ怪獣
第3章 西洋のドラゴンと東洋の龍―デューラーとレオナルド・ダ・ヴィンチの作品をめぐって
第4章 操蛇擾龍の事
第5章 龍の起源―鯉・馬・牛・羊・鹿・犬との関係
第6章 龍をめぐる神話
第7章 シャーマニズムから見た龍蛇と鳥と柱
第8章 龍蛇と宇宙樹のフォークロア
第9章 メソアメリカ文明における龍蛇信仰



