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花ことば―起原と歴史を探る

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  • サイズ B6判/ページ数 231,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784896948448
  • NDC分類 627
  • Cコード C0098

内容説明

花ことばはいつ、どのように決められたのか?ひとつの花に何種類もの花ことばがあるのはなぜか?植物に秘められた象徴性をもとにその起源を探り、今日に至る歴史を紐解きながら、花ことばファンの疑問に答える待望の書。

目次

1 花ことばの起源―花の意味と象徴(ギリシア・ローマの花ことば;聖書の花ことば;中世の花ことば;エリザベス朝の花ことば)
2 近代の花ことば(近代的な花ことばの発生―トルコから伝えられたセラムとは?;センチメンタルな花の本―十九世紀を中心として;花ことばとは何か―本によって異なる理由;フランス―花ことばの名著登場;イギリス―ビクトリア時代の花文化とフランスの影響;アメリカ―独自の発達;花ことばのその後)

著者等紹介

樋口康夫[ヒグチヤスオ]
1950年秋田県生まれ。1977年東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。現在、熊本県立大学文学部教授。主な専攻領域は英文学、ハーバル(植物誌)など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きゅーま

6
花言葉は色が持つイメージやその花の持つイメージからの隠喩、花の名前の語感と似た語感を持つ言葉との換、喩またギリシア神話やローマ神話から採られたもの、聖書から採られたものなどが主にあげらる。この本ではそのそれぞれを花ごとに解説しています。シェイクスピア作品で用いられる花が表す意味の解説なんかもあって、そういうことを考えて読んでいなかったのでとても新鮮に感じました。あとギリシア神話でのアポロンとダフネのお話など「罰として特定の人物に恋をさせる」という思想に驚きました。2012/01/27

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