内容説明
衛生害虫の第一人者にして、自他ともに認める無類のハエ好きの著者が、各地で出会ったさまざまな話題をまじえて紹介する、未知なるハエたちの世界。
目次
南太平洋の島々・東南アジア(ハワイ諸島―ハエ固有種の宝庫;小笠原諸島―洋上に孤立した動物たち;インドネシア―錯綜するハエ相 ほか)
西南アジア・アフリカ(ネパールとインド―ヒマラヤ高地から熱帯まで;インド―イエバエの里;パキスタン―放牧地とハエ ほか)
再び東南アジア・日本へ(ベトナム;南西諸島―熱帯からの回廊)
著者等紹介
篠永哲[シノナガサトシ]
1936年生まれ。元・東京医科歯科大学助教授。医学博士。少年時代からの昆虫好きが高じて、医学昆虫学の分野に進み、衛生害虫としてのハエにかかわること40年あまり。国内外に著名なハエ学者にして、名うてのムシ捕り名人。専門の衛星昆虫学に研鑚を積むかたわら、写真・ランニング・登山・魚料理・読書など多彩な趣味をものにする。現在:東京医科歯科大学非常勤講師
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