内容説明
火鉢、煙突、暖炉、ストーヴ、レンジ…。暖をとったり調理したりと、日常生活に不可欠な「火」。これを屋内に持ち込み、より快適に利用するための工夫や発明の数々のあとを追いながら、新たに登場した設備・器具・燃料が人々の生活を具体的にどのように変えたかを、興味深いエピソードをまじえつつ、生きいきと紹介する。
目次
火との出会い―文明化への第一歩
木を燃やす―古代の火
煙突の出現―中世の炉辺
木炭と火鉢―火を持ち運ぶ
コテージの暖炉―一六~一七世紀、田舎家の炉辺
炉辺の脇役たち―薪載せ台・焼串・ふいご…
木炭から石炭へ―一六世紀、薪の不足と新しい燃料
石炭用の火格子―暖炉と石炭
高くなった石炭―一七世紀の燃料事情
冷え冷えした壮麗さ―一六~一八世紀、シャトーの暖炉〔ほか〕
著者等紹介
ライト,ローレンス[ライト,ローレンス][Wright,Lawrence]
1906年、イギリスのブリストル生まれ。1983年没。建築画家として活躍するかたわら、1950年代以降文化史関係の著作を多数発表
別宮貞徳[ベックサダノリ]
1927年生まれ。元上智大学教授、現在翻訳家・評論家
曽根悦子[ソネエツコ]
三重大学教育学部卒業。1996年より別宮貞徳氏に翻訳を学ぶ
菅原英子[スガワラフサコ]
東京女子大学文学部卒業。1995年より別宮貞徳氏に師事
柿沢淳之介[カキザワジュンノスケ]
1935年生まれ。学習院大学卒業、元石油会社社員。1995年より別宮貞徳氏に師事
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感想・レビュー
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Madeline
lobking
in medio tutissimus ibis.
timeturner
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- 和書
- 広島至福の上等なランチ