内容説明
ファンタジーの名作『ナルニア国年代記』の著者として知られるC.S.ルイスが、中世の諸文献に現れるさまざまな寓意・隠喩・象徴に秘められた意味を読み解きつつ、明晰な展望のもとにそれらを一つの明確な“宇宙像”として結晶させた名著。
目次
中世の情況
留保
資料(抄)(古典期;播種期)
天
長命者
地球とそこに住むものたち
“モデル”の影響
著者等紹介
ルイス,C.S.[ルイス,C.S.][Lewis,Clive Staples]
1934年、北アイルランドのベルファスト生まれ。1963年没。オックスフォード大学およびケンブリッジ大学で教鞭をとる傍ら、詩人、児童文学家、小説家、文学研究家、キリスト教弁証家などとして幅広く活躍、数多くの著作を遺した。日本では主として、ファンタジー物語『ナルニア国年代記』の作者として広く知られる
山形和美[ヤマガタカズミ]
1934年生まれ。文学博士。専攻はヨーロッパ文学・文化/一般文学/比較文学。東京教育大学大学院文学研究科(イギリス文学)修士課程修了/同博士課程中退。筑波大学名誉教授/聖学院大学大学院教授。日本C・S・ルイス協会会長。ハンデルマン『誰がモーセを殺したか―現代文学理論におけるラビ的解釈の出現』(法政大学出版局)で第25回日本翻訳文化賞受賞
小野功生[オノコウセイ]
1956年生まれ。専攻はミルトンを中心とするイギリス文学。国際基督教大学大学院比較文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。筑波大学専任講師を経て、現在鳴門教育大学教授
永田康昭[ナガタヤスアキ]
1952年生まれ。京都大学大学院(西洋古典文学)博士課程中退、筑波大学大学院博士課程(文芸言語研究科・一般文学専攻)中退。筑波大学助手、奥羽大学専任講師、筑波大学専任講師を経て同大学助教授。1999年没
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