内容説明
東欧、中東、北アフリカなど西欧の周縁に遺された「かたち」との対話を通じて、異教的母胎からのキリスト教美術の誕生の過程を浮彫りにしつつ、西洋文明の本質、さらには洋の東西を超えた造形という営為の源泉にまで、透徹した眼差しを向ける渾身の論考。図版百余点を増補。
目次
太陽神キリスト
聖樹より十字架へ
幻の「木の文化」
生命の泉
水に生きるもの
死者の舟・生者の舟
羊の国にて
巨石の伝統
山岳信仰の流れ
十字文の世界
謎の組紐文
聖母の誕生
古代彫刻の終焉
不肖の像
東欧、中東、北アフリカなど西欧の周縁に遺された「かたち」との対話を通じて、異教的母胎からのキリスト教美術の誕生の過程を浮彫りにしつつ、西洋文明の本質、さらには洋の東西を超えた造形という営為の源泉にまで、透徹した眼差しを向ける渾身の論考。図版百余点を増補。
太陽神キリスト
聖樹より十字架へ
幻の「木の文化」
生命の泉
水に生きるもの
死者の舟・生者の舟
羊の国にて
巨石の伝統
山岳信仰の流れ
十字文の世界
謎の組紐文
聖母の誕生
古代彫刻の終焉
不肖の像