内容説明
昆虫学者のうちに飼われて35年にもなるユニークなカメの日々の生活と行動の記録(半生記)。
目次
うちのカメ(カメを飼う;新しい家;一匹のカメ;産卵;カメのいる暮らし;カメ研究者)
カメコ(日向ぼっこ;スキンシップ;陸上生活;暖房;夏の暮らし;留守番;カメコの習慣)
我が家の“ぬし”(家族としてのカメコ;我が家の“ぬし”;カメコのその後)
解説(カメの自然史―系統と分類;クサガメについて;カメとヒトのつきあい―飼育について)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
19
川に捨てられていたクサガメを保護し、ひどいけがを負っていたのでそのまま飼うようになってほぼ2年。カメ1匹のためにアロワナ数匹が飼われていたというゴージャスな巨大水槽をもらいうけ、墨田区珍百景に認定されそうな我が家ですが、家の前を通るカメ愛好家さんの多さにびっくりしています。飼えば飼うほどカメという生物の賢さ、素晴らしさがわかるからでしょうね。現在足元でぐっすり寝ていますが、暖かい日はお外に出してやらないといけないです…巨大水槽が空っぽなのを見て常連愛好家さんが心配されるから。2015/11/25
凸凹パレード
11
愛の詰まったカメ飼育観察記。イラストも素晴らしい。生物学者としてプロの目線があるからなのか、この目線を持つから生物学者になったのか。長寿のカメを飼うには覚悟がいるが、家に放し飼いしてもらえてカメコは幸せ者!2023/01/19
くろねこ
9
亀との関係性が素敵です。我が家にもクサガメがいるため、何度も読み返している本です。現在、我が家の亀は体調を崩し入院中だったりします。回復したらこんな関係になれたらいいなとそんな思いで再読しました。2019/11/14
わらわら
9
我が家にもクサガメが2匹います。春になり小さな衣装箱から大きな衣装箱に寝床も2つにしたが、そうか、外に出たいのかぁ。散歩の時間を設けよう。前に溝にいたクサガメを保護して飼ったが数年後家出をした元の場所に返ったのかもしれない。今いる亀は生後1年未満から飼っている我が家が家だと思っているし私は飼い主と思っている。亀好きにはたまらない本です。執筆されてから24年カメコさんはどうしているのかなぁ。2018/05/04
のび太
5
カメを飼っている人はぜひ一読してほしい本です。読めばきっと答えがわかります。2019/06/30