出版社内容情報
私が二人いる!!
「分身」は日常生活の中にあらわれる、最も神話的なモチーフの一つである。自分が二人いる(ドッペルゲンガー)、意識が体を離れて外部から自分を見る(自己像幻視)、多重人格、双子、敵兄弟、影武者、追跡者など、分身の諸相を東西の神話・伝説・文学にたどる。
動物・植物・鳥類・昆虫・魚類・風土・異界・失墜に続き、比較神話学の第一人者が積年の研究の圧倒的な蓄積を基に綴る第9弾!!
内容説明
「分身」は日常生活の中にあらわれる、最も神話的なモチーフの一つである。自分が二人いる(ドッペルゲンガー)、意識が体を離れて外部から自分を見る(自己像幻視)、多重人格、双子、敵兄弟、影武者、追跡者など、分身の諸相を東西の神話・伝説・文学にたどる。動物・植物・鳥類・昆虫・魚類・風土・異界・失墜に続き、比較神話学の第一人者が積年の研究の圧倒的な蓄積を基に綴る第九弾!!
目次
1 神話にみる分身(ギリシャ神話;日本神話;北欧神話;エジプト神話;インド神話;メソポタミア神話;朝鮮神話;アメリカの神話;聖書;双生児の神話)
2 神話的文学の分身(昔話(民話・伝説)の分身
海外の文学
日本の文学
双生児の文学)
3 分身文学序説(泉鏡花における自己像幻視と分身;近代文学における分身像)
著者等紹介
篠田知和基[シノダチワキ]
1943年東京生まれ。パリ第8大学文学博士。名古屋大学教授ほかを歴任。比較神話学研究組織GRMC主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 砂漠と異人たち