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出版社内容情報
まじないは時空を駆ける!
COVID?19のパンデミックはアマビエを今日に甦らせ、人々は疫病退散を神や聖人に祈願したーー
移民によってアメリカ大陸に運ばれ、ハードロックのシンボルとなったイタリアの「邪視除け」のジェスチャーを始め、地域を越えて過去から現代へと繋がる護符やまじないを、神話・民間信仰・美術工芸・ポップカルチャー等に追う。図版250点!
内容説明
まじないは時空を駆ける!!COVID‐19のパンデミックはアマビエを今日に甦らせ、人々は疫病退散を神や聖人に祈願した―移民によってアメリカ大陸に運ばれ、ハードロックのシンボルとなったイタリアの「邪視除け」のジェスチャーを始め、地域を越えて過去から現代へと繋がる護符やまじないを、神話・民間信仰・美術工芸・ポップカルチャー等に追う。図版250点!
目次
第1章 角の力
第2章 赤の力
第3章 石の力
第4章 薬草の力
第5章 目の力
第6章 結び目の魔力
第7章 生殖の力
第8章 聖人の力
著者等紹介
尾形希和子[オガタキワコ]
大阪外国語大学イタリア語科卒業、東京外国語大学修士課程地域研究研究科修了、ブリュッセル自由大学にて博士号(歴史、美術、考古学)取得。沖縄県立芸術大学教授。専門は西洋中世美術(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
skr-shower
1
他地区図書館本。護符も呪いも、プラマイどちらにも振れる。案外、きちんとした研究書でした。しかし、サンゴの見た目はイマイチ。2023/12/09
takao
1
ふむ2023/11/10
ハナさん*
0
2023年7月10日初版第1刷。県図より。仕事で、本書の内容を紹介する雑誌掲載論文を読み、興味を惹かれたので。コロナ禍においてアマビエが流行するなど、科学技術が発展した現代においても、人間が魔除けや呪(まじな)いといったものをアテにする心性は、依然として残っている。そういえば私も、一時期、パワーストーンにハマったことがある。それゆえ、西洋における護符(魔除け)とまじないの系譜を、角・赤色・石・薬草・魔眼・結び目などの観点からたどった本書は、興味深かった。美術工芸品や絵画などの画像も、価格の割に多めでよい。2024/03/20
kaz
0
資料を中心に飛ばし読み。いろいろな護符があるものだ。図書館の内容紹介は『移民によってアメリカ大陸に運ばれ、ハードロックのシンボルとなったイタリアの「邪視除け」のジェスチャーなど、地域を越えて過去から現代へと繫がる護符やまじないを、神話・民間信仰・美術工芸・ポップカルチャー等に追う』。 2023/12/28