内容説明
玉座のオーディン、天上のヴァルハラ宮、そしてラグナロクの最後の戦い…“北欧神話”ブームに沸く19世紀末のドイツで編まれた極彩色の北欧/ゲルマン神話案内。カラー図版50点。
目次
序章 古代ドイツ人の信仰
1 オーディンの物語
2 トールの物語
3 フレイの物語
4 テュール、バルドルと女神たちの物語
5 ロキの物語
6 ラグナロク―世の終わり
著者等紹介
デープラー,エミール[デープラー,エミール] [Doepler d.J.,Emil]
1855‐1922。ドイツの画家・紋章図案家・工芸デザイナー。ベルリン美術工芸博物館教授。国章のデザインを担当するなど、皇帝ヴィルヘルム2世に重用される一方、シュトルヴェルク社のチョコレートのパッケージや付録カードのデザイン等により大衆の間でも人気を博した
ラーニシュ,ヴィルヘルム[ラーニシュ,ヴィルヘルム] [Ranisch,Wilhelm]
1865‐1945。北欧・ゲルマンを専門とするドイツの文献学者。北ドイツ、オスナブリュックのギムナジウムで教育に従事しつつ、北欧文学関係の著訳書を多数執筆・刊行。とりわけ入門書としての配慮がゆきとどいたEddalieder(1903)は、長年にわたり広く愛用され、不動の人気を誇った。ほかに、古エッダの翻訳紹介や、デンマークの神話学者アクセル・オルリックの主著の独訳などでも知られる
吉田孝夫[ヨシダタカオ]
1968年鳥取県生まれ。奈良女子大学文学部准教授。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了(ドイツ語学ドイツ文学専修)。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Takayuki Oohashi
氷柱
織田秋葉
きのたん
茨木あき