出版社内容情報
古代から20世紀半ばまでの花の流行史を追いながら、各時代に流行した花と庭園を巡る人々のエピソードを、種々の資料からひもとく。
内容説明
花の流行史5000年!!古代エジプトの睡蓮、インドの蓮、イギリスのカーネーション、17世紀オランダのチューリップとヒアシンス、19世紀フランスのダリアと椿、ナポレオン妃ジョゼフィーヌの庭園のバラ、アジアから導入された菊やアジサイ…古代から20世紀半ばに至る歴史の中に現れる花と庭園を巡る人々のエピソードを、植物学の稀覯本やボタニカル・アート、絵画などの図版400点と共に綴る西洋植物文化史。詳細な訳注付き。
目次
中国のボタンとエジプトの睡蓮
蓮―インド文化の象徴
聖礼のユリ
中東における古代の庭園
古代ギリシアの庭と花
花の起源にまつわる伝説
植物学のはじまり―アリストテレスとディオスコリデス
ローマのバラ―厳格なローマ人気質からバラの愚まで
ローマの庭園
変化するバラの意味―花の祭典と五月祭〔ほか〕
著者等紹介
ターギット,ガブリエル[ターギット,ガブリエル] [Tergit,Gabriele]
1894‐1982。ドイツの作家、ジャーナリスト。小説、ルポルタージュ、文化史などの著書が多数ある
遠山茂樹[トオヤマシゲキ]
1953年宮城県生まれ。早稲田大学教育学部卒業、明治大学大学院文学研究科西洋史学専攻博士後期課程単位取得満期退学。明治大学、玉川大学、千葉大学などの非常勤講師を経て、東北公益文科大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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