内容説明
息を変えることは息方を変えることであり、生き方が変わることである。長寿で現役として現在も活躍されている日野原重明氏、塩谷信男氏、池見酉次郎氏など人生の達人はみな深呼吸や息を吐ききる呼吸法の実践を勧めている。息を吐くことはこころと体をゆるめ、免疫力を高めるからだ。現代人の浅くて速い呼吸はこころと体に深刻なダメージを与え、万病の元になっている。呼吸を知り、意識するように心がけることで、生命力・免疫力を高めることができる。なぜ、このことに気づかないのか?現役の呼吸器科医師が、西洋医学と東洋の身体行法との融合を通じて、現代人の浅くて速い呼吸に警鐘を鳴らす問題提起の書。
目次
第1章 現代人の呼吸は乱れている(呼吸の乱れは万病の元;悲鳴を上げる呼吸器)
第2章 呼吸を知ればトクをする(無意識の呼吸を知る;呼吸器は超高性能精密機械;知られざる酵素の力 ほか)
第3章 呼吸を変えれば人生が変わる(生命力を高める呼吸;よい呼吸で健康になる;人生の達人に見る呼吸 ほか)
著者等紹介
打越暁[ウチコシアキラ]
1972年東京に生まれる。産業医科大学卒業後、1998年に新横浜にある横浜労災病院に就職、2年間の研修の後、同病院呼吸器科に所属する。また横浜労災病院に隣接する海外勤務健康管理センター健康管理部を兼務している。呼吸器を専門に診療にあたるとともに、日本人海外渡航者の健康管理を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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