内容説明
全世界に一大ブームを巻き起こしたマカロニ・ウエスタンからヤラセ・ドキュメント、にせ007、血まみれホラーといった徹底した見世物主義の映画を作る監督たちを、人々はチネマトグラファーロ(映画ゴロ)と呼んでいた。ハリウッドから日本映画までネタのパクリは当たり前。しかしエロ・グロ・ナンセンス&アクションをためらうことなく観客に提供し続けた彼らにこそ、真の映画の魂は息づいていた。誰も振り返ることのなかった偉大なるチネマトグラファーロたちの軌跡を振り返る、著者渾身の書き下ろし。
目次
イタリア娯楽映画の流れ
リカルド・フレーダ
マリオ・バーバ
セルジオ・グリエコ
アントニオ・マルゲリティ
ピエトロ・フランチーシ
ドメニコ・パオレラ
セルジオ・レオーネ
セルジオ・コルブッチ
ミケーレ・ルーポ
ドゥッチョ・テッサリ
アルベルト・デ・マルティーノ
セルジオ・ソリーマ
ジャンフランコ・パロリーニ
エンツォ・G・カステッラーリ
ルチオ・フルチ
ダリオ・アルジェント
ルッジェロ・デオダート
セルジオ・マルティーノ
アリスティーデ・マッサッチェーシ
ウンベルト・レンツィ
感想・レビュー
-
- 和書
- 女のとおせんぼ 文春文庫