内容説明
父親・母親のひざにのせられ絵本を読み聞かせられた体験はなににもまして貴重なもの。それは、テレビやビデオやテレビゲームとは異なって、視覚的に、聴覚的に、そして接触的に語られる三つの言葉が一体となった“愛の体験”だからである。
目次
第1章 はるかなる記憶のかなたから(年を経るほどにはっきりと;あるアイヌのおばあさんのこと ほか)
第2章 子どもが絵本好きになるためには(絵本を選ぶ;はじめて野原に出かけるとき ほか)
第3章 絵本を手にとって開いてみると(絵本とは何か;お話は骨組みです ほか)
第4章 絵本の宇宙をのぞいてみると(絵本はさまざまなことを語る;絵本はただ楽しいだけか ほか)
第5章 誕生と死の宇宙観(この世を超えた宇宙観;誕生 ほか)