内容説明
フルタイムのラグビー・ウオッチャー中尾亘孝が、楕円のフットボールの母国、英国四協会の“聖地”トゥイッケナム、マレイフィールド、アームズ・ハーク、ランズダウン・ロードへとその身をリリース!W杯観戦遍歴の日々を連ねる。のみならず、かつて自身が若き日を過ごしたフランスも再訪。日本人にはサッカー日本代表が初のW杯を戦った地としてしか認識されていないフランス南西部の都市トゥールーズの知られざるディーフなラグビー・タウンとしての姿に触れつつ、北半球一のラグビー・マッド地帯の文化風土にハマる道中記。
目次
1 ラグビー・フットボールの母国にて―大英帝国、愛蘭土駈け足旅行(出発前にパンク;二十八年ぶりのロンドン ほか)
2 知られざるラグビー・マッドの大地―フランス南西部にはまる(パリ‐トゥールーズ;BD(ベデ)ショップめぐり ほか)
3 リリース・モード半開の日々―ノック・アウト・ステージ/ランス‐パリ(ランス‐リール;スタッド・ボラール ほか)
4 再び大英帝国へ―準決勝、決勝/ロンドン‐カーディフ(バタシー発電所;トヨザキが来た! ほか)