「将軍」と呼ばれた男―戦争報道写真家(ウォー・フォトグラファー)・岡村昭彦の生涯

「将軍」と呼ばれた男―戦争報道写真家(ウォー・フォトグラファー)・岡村昭彦の生涯

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  • サイズ B6判/ページ数 242p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784896913903
  • NDC分類 740.21
  • Cコード C0095

内容説明

彼は常々こう語った。生きるとは歴史を知ることを意味し、歴史を知ることは生きることを意味する―と。たった一人の裸の人間としてベトナム戦争に向き合った国際的なフォト・ジャーナリスト岡村昭彦とはいったい誰か?同時期、ベトナム戦争にかかわった開高健、本多勝一との対比から浮かび上がらせ、ジャーナリストである前に一人の人間としてふるまった男の真実に迫る。

目次

第1章 名声と栄光をほしいままにした男
第2章 誰もが人生に賭けるものを探していた時代
第3章 戦争を生きたジャーナリスト
第4章 戦争の衝撃―本多勝一と岡村昭彦
第5章 「戦後的なるもの」の陥穽―開高健と岡村昭彦
第6章 「知ること」は「生きること」

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sasha

2
思い切り外したわぁ。毀誉褒貶が激しい人物だけにどんな内容か期待したんだけどね。本多勝一、開高健を引き合いに出して「彼らとはここが違うから、岡村昭彦は凄い」って言われても説得力がないよ。そんなことに紙数を割くより、書くべきことがあったんじゃないのかな。ヴェトナム戦争時の岡村と、ハルバースタムを同列に並べて「英雄」と書いているけど、ジャーナリストに英雄って必要か?ハルバースタムは私が敬愛するジャーナリストではあるけれど、「英雄」とは呼べないな。2014/02/08

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