内容説明
MSとガンプラとガンダム・グッズに燃えていたあの頃が甦る!80年代前半、『機動戦士ガンダム』と共に過ごした“同志”たちに贈るガンダム・ムーブメントのすべて。
目次
第1章 ガンダム大地に立つ―『機動戦士ガンダム』胎動と本放送
第2章 時間よ、止まれ―ガンプラ・ビッグ・バン!
第3章 宿命の出会い―ガンダムまんが大行進
第4章 脱出―そして、ディープ・ガンダム世界へ
あなたの疑問に素早く回答!『機動戦士ガンダム』なぜ?なに?質問箱
アムロ死す!最終決戦ガンダムVSギガン―トミノメモ再録 これが幻の52話だ!
早くオフィシャルになりたい!オモチャも出してくれ!―幻のMS大百科
ザ・アニメージ、メガロザマック…プラモ界を席捲したガンプラの痕跡をたどる旅
『機動戦士ガンダム』、その後―あなたの知らない「ガンダム」シリーズ
『機動戦士ガンダム』スタッフリスト
史上最強ガンダム声優紳士録
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kokada_jnet
11
映画秘宝イズムをガンダムに適用した、ガンプラの話中心の唯一無比のガンダム本。2016/06/29
富士さん
4
アニメを消費するというだけで一冊の本ができてしまうというのは、『ガンダム』世代以降のものだろうので、この企画の目の付け所はすばらしいと思います。今になっては貴重な山浦栄二さんのコメントをはじめ、バンダイやまさか森永の担当者へのインタビューなど、資料的な価値の高い証言。『プラモ狂四郎』やパチモンガンダムの特集など、他の素材でも準拠すべき秀逸な切り口の企画です。必要か?というモビルスーツごとの解説や、もうちょっとまじめに書けや、と思うような文章もありますが、全体で打率が高く、ハイレベルのムック本でした。2022/12/12
kouki_0524
4
インタビューが結構貴重。井上瑶、やまと虹一、飯塚正夫。山本弘がガンダムを語るのも初めて聞いたような気がする。(というよりプラモ狂四郎についてというほうが正しいが) ガンダム本はそれこそ星の数ほど出ていると思うが、時々このような、ある意味「当たり」に出くわす。これはほぼ運と言っていいかもしれない。2016/10/29
半木 糺
2
1999年のガンダム20周年の際に出版された本。サンライズの重役のガンダム放映前の企画段階の秘話や、やまと虹一氏や井上遥氏のインタビュー、「トミノメモ」など内容は多岐に渡り、かつ重厚である。ガンダム20周年というお祭り観をも味わえる一冊である。1999/03/31