内容説明
満足な検討もなされないまま導入され制度化されようとしているインフォームド・コンセントに対して、医師であり気鋭の医学研究者である著者が根底から異議を突きつける。これからの相互依存社会における医療確立のための具体策も提言。
目次
第1章 がん論争が始まった
第2章 権威者たちとメディアの反応
第3章 患者は『患者よ、がんと闘うな』を素直に受け入れられない
第4章 医療不信とインフォームド・コンセント
第5章 インフォームド・コンセントとは
第6章 なぜインフォームド・コンセントに反対するのか
第7章 医療はサービス業ではない
第8章 パターナリズムを本当に否定できるのか?
第9章 アメリカ至上主義にまどわされるな
第10章 臨床試験の問題
第11章 セカンド・オピニオンに期待する
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