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内容説明
“ありさ”“さやか”などの名前が増えてから、少女たちに何かが起こった。綿密な調査と大胆な仮説にもとづく本書は、理解を絶するメディア新世代たる現代の若者を考える必読書。綿密な調査と大胆な仮説。若き社会学者の画期的成果。
目次
第1章 女の子たちの変化
第2章 「ヤマトナデシコ」は消えてしまった―“シンデレラ世代”の誕生
第3章 女の子たちの「名前」を調べる
第4章 「名前」の変化に時代がみえる
第5章 Passive Language理論によるコミュニケーションシステムの解析
第6章 メディア二世に託される未来
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヨハネス
2
タイトルがおもしろかったので手に取りました。娘に「子」がつく名前をつける親は保守的だってことは、普段からみんな感じていますよね。統計を取ったら「子」がつく生徒が進学校に多かったという話でした。テレビの視聴時間が多い親の子供は学力やコミュニケーション能力まで低いという話なんだけど、テレビの視聴時間と保守好きとの関連が不明。でも、著者が現代の子供たちのコミュケーション能力が低下していることを憂う気持ちはわかります。ただ、、、読み終わって奥付けを見たら2006年、20年近くも前の出版でした。2014/11/14