内容説明
たんなる「戦争責任論」を超えた、高度資本主義時代の天皇をさまざまな視点から論じる。
目次
昭和64年1月7日(桶谷秀昭)
文化としての天皇政治(松本健一)
情報資本主義を取り込む天皇制(園田恵子)
準備されていた過剰報道(門奈直樹)
天皇報道とコピーの氾濫(鈴木みどリ)
歌会始とは何だろうか?(内野光子)
ひととして死ぬのではなく(小阪修平)
天皇はジョーカーのような切り札(筏丸けいこ)
たいした意味がない天皇制(小林広一)
天皇とは何とも苦手なテーマ(菊田均)
自粛現象が有機体を目覚めさせた(芹沢俊介〔ほか〕)