内容説明
カリフォルニアで、飼い犬として安穏と暮らしていたバック。だが、ある日突然その生活は一変する。カナダの極北、犬ぞり隊へと売り飛ばされてしまったバックは、生き抜くため、しだいにその野性をとぎすませていく。そして深い森の奥、どこからか、自分を呼ぶ声を聞くのだった…。アメリカを代表する作家の一人、ジャック・ロンドンによる動物文学の傑作。
著者等紹介
ロンドン,ジャック[ロンドン,ジャック][London,Jack]
1876‐1916。アメリカ、サンフランシスコ生まれ。貧困のため、幼少時よりさまざまな仕事を経験。漁船の乗務員として南洋諸島を航海、また、アラスカでゴールドラッシュに参加するなど、各地を転々とする。1903年、『野性の呼び声』により、人気作家の仲間入りを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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吉野ヶ里
7
多読四冊目。level的には、たぶんここが最適ぐらい。時々、意味が取れなくなって、文構造を確認したり、知らん構文も出てくる。訳文で最近、読んだ本なので内容的には知っていて、読解の助けになったか。ラダー版なので、元のストーリーよりもさっぱりとしてて、細かなストーリーやキャラクターの心の動きが省略されていた。いつか原文であたりたい本ですね。わんわんお。2020/07/09
ぶどう
3
英語多読63冊目14570語。合計555888語。偶然ゾロ目の合計になった。主人公のバックという犬が、犬ぞりなどの厳しい環境に置かれ、野性の呼び声に目覚めるというストーリー。バックがカッコよくて爽快でした。面白く読了した。2024/08/11
斑入り山吹
2
血生臭く、ワイルドで(野蛮で乱暴で)、退いた。しかも人間不信が徹底している。最後にああいうことが起きなければ、バックは野性に戻れなかった、ということなのだろうか?そこからしても更にバックを信じていないよ、著者は。などとのっけからずいぶん書いたが、先が気になってどんどん読めた。ゴールドラッシュってすごいねぇ。2011/12/27
ロバーツ
1
初めて読んだジャック •ロンドン。日本語でも読みたい。2021/05/01
WESTRIVER
0
★★2014/03/20