内容説明
夏の午後、森の中で本を読みながらうとうとしているアリスの前を、チョッキを着て懐中時計をもった白いウサギが通りかかる。「大変だ!大変だ!遅刻しちゃう!」言葉をしゃべるウサギを追いかけて、アリスは不思議の国に迷い込む。巧みな言葉遊びとユーモアで世界中の大人と子供を魅了した、ルイス・キャロルの傑作。
著者等紹介
キャロル,ルイス[キャロル,ルイス][Carroll,Lewis]
1832‐1898。本名チャールズ・ラトウィッジ・ドジソン(Charles Lutwidge Dodgson)。イギリス、ダーズベリに生まれる。学者としても数学・論理学の著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヴェネツィア
71
『アリス・オンパレード』第1弾。まずは原文から。テキストに用いたのはIBCパブリッシングの「ナビつき洋書」シリーズのもの。版型は新書サイズ。文章は原文のまま。カヴァーの絵は長崎訓子のものだが、中の挿絵はオリジナル版のテニエルのすべてを収録。全編はナンセンスで覆われているが、「マザーグース」の伝統に支えられた、いかにもイングランドの物語という感じに溢れている。それは、他のどの国や地域にも真似のできないものであり、同時にルイス・キャロルのオリジナリティの横溢するfairy taleである。翻訳書も楽しみだ。2013/08/15
ハリー
2
誰もが知っている一冊。話の流れは頭の中に入っていても、今の自分の英語力では洒落を理解するのができなくてしょんぼり。2013/04/29
miko
1
「アリスが好き!」とか言いながら、初めての原文☆ ナビに助けられ、iPhone片手に…やっぱり面白い❤︎2017/08/24