ラ・ヴェルヴ クリムト

ウィットフォード，フランク・Ｐ．【著】〈Ｗｈｉｔｆｏｒｄ，Ｆｒａｎｋ Ｐ．〉/関根 秀一/吉岡 昌紀/片桐 頼継/越智 博美【訳】

ＩＢＣパブリッシング（1992/09発売）

• サイズ A5判／ページ数 216p／高さ 22X16cm
• 商品コード 9784896841046
• NDC分類 723.346
• Cコード C1071

内容説明

クリムト以前に、彼と同じ芸術的目標を志した画家も、彼に続く流派も、美術史上一人としていない。彼を取りまく逸話で曇らされた私たちの眼に新しいイメージを映しだし、作品の中に彼の生きた痕跡をたどりながら、全生涯を見事に描いた最新の美術書。

目次

序章　ある婦人の肖像と画家
第１章　虚飾と逆説
第２章　芸術家カンパニー
第３章　ウィーン大学大講堂天井画
第４章　ウィーン分離派の結成
第５章　神としての芸術家
第６章　生活の芸術化あるいは芸術的生活
第７章　ウィーン分離派からの脱退
第８章　女性肖像画の美学
第９章　永遠なる女性と男性
第１０章　風景画
第１１章　晩年

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ちゅう]

クリムト展に行くので、行く前にちょっと読んどこう、という気持ちで読む本じゃありませんでした。ウイーンの歴史から、美術界の歴史から、いろいろお勉強するようで、おかげでさっぱり頭に入っていません。でも、好きな絵の解説は興味深かったです。

2019/06/18