内容説明
両親を亡くし、貧しい下町で二人の兄と暮らすポニーボーイ。同じような境遇にある仲間たちと不満だらけの日々を過ごしていたが、恵まれた生活を送る少年グループと対立するうち、思いがけない悲劇が…。マット・ディロン主演、フランシス・コッポラ監督の映画化も話題を呼んだ、青春小説作家S.E.ヒントンの処女作。
著者等紹介
ヒントン,スーザン・エロイーズ[ヒントン,スーザンエロイーズ][Hinton,Susan Eloise]
1950‐。アメリカ、オクラホマ州生まれの作家。16歳のときに自分の経験をもとにThe Outsidersを執筆。若者の必読書となる。その後もRamble Fish(1975)、Tex(1979)など、問題を抱える若者を描いた青春小説を発表し続けている
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感想・レビュー
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ゆう
9
★★★★★ 易しい英語なのに、すごく面白かったです。 裕福な人とそうでない人たちが自然に分かれて住む町の西と東。 それぞれの不良グループが対立する中で起こる悲劇と、同時進行で描かれる友情や家族愛とか兄弟の絆とか…… 泣ける話じゃないのかもしれないけど、不覚にも3度泣いてしまった。 キャラたちが自分の子供と同じぐらいだったせいもあるかもしれない。 詳しいレビューはこちら→http://tadoking.com/book.php?asin=4896840801 2013/09/20
アノニマス
8
教会の火事の原因が煙草だとしたら主人公のせいなんじゃないだろうかとひやひやしていたらそれについては触れられないまま終わった。10代の頃って自分自身の可能性や生きる時間の長さをポジティブに捉えることが出来なかった気がするのでこの作品を15歳で書いた作者凄いな。2024/06/12
Jun
1
面白い、と言うのは変だけど、良い話、とも違う気がするし…。なんと言うべきか分からないけど、とても響くお話でした。登場人物それぞれに人間味があって、想像もできないような遠い世界の話なんだけどリアルだと感じました。いつか原書も読んでみたいです。2024/05/01
WESTRIVER
0
★★2014/01/09