ラダーシリーズ<br> 杜子春

ラダーシリーズ
杜子春

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  • サイズ B40判/ページ数 67p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784896840315
  • NDC分類 837.7
  • Cコード C1282

内容説明

唐の都に暮らす若者、杜子春は一文無し。ある春の夕方、不思議な老人と出会い、仙人の道をめざして旅に出た杜子春は、人間にとって財宝や仙力よりも大切なものを身をもって学ぶこととなる。中国の伝記、『杜子春伝』に材を取った童話。

著者等紹介

芥川龍之介[アクタガワリュウノスケ]
1892‐1927。東京生まれ。東京帝国大学在学中、菊池寛らとともに同人誌『新思潮』に参加して創作を開始、『羅生門』を発表する。『鼻』が夏目漱石に絶賛され、文壇の注目を集めた。代表作品に、古典から着想を得ながら、みごとに現代風に仕上げられた短編小説『芋粥』『薮の中』『杜子春』など。35歳のとき、服毒自殺
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

それん君

8
母親が子供の幸せを願っている理想の母親像が描かれているけれど世の中には子供を殺したり自分のエゴを押し付ける親もいる。 この場合、杜子春は素晴らしい母親に恵まれていたから最終的に人間に一番大切だと思うものを見つけられたからよかったけど、もしそうでなかった場合、杜子春は永遠に仙力や財力にすがって生きることになっただろうと思う。 そうゆう意味で親が子に与える影響は、はかりしれないと思う。2016/12/03

わえ

5
それなりに聴き取ることができたと思う。物語を聴いて、知足という言葉が頭に浮かんだ。2019/04/26

葵衣

5
【多読】芥川龍之介の原作は読んだことがなくて、これで読むのが初。う~ん、母の愛に気が付いて、というのはいいと思うんだけれど、それまでに遭う辛苦がちょっと、惨すぎる……。あまりにも極端というか。原作を読んだら、ちょっとは印象も変わるかな。2014/10/09

紅蓮

4
小さいころN●Kのお話の国(?)ではじめてみたとししゅん。小学生のころ図書館でよんだ杜子春。英語が全くできない私でも今回よめたToshishun 感動が蘇った…閻魔大王が好きだったことを思い出した。Answer quickly or you will be sorry you were ever born^^2013/07/01

ichi

3
杜子春すごいなーとただただ感心です。たとえ幻であったとしても殺されても話さないって・・・。私には到底できません。2013/03/19

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