月光叢書
モイラの裔―松野志保歌集

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  • サイズ B6判/ページ数 205p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784896748352
  • NDC分類 911.168
  • Cコード C0092

目次

モイラの裔
ソプラノ
地上の詩
次は火
純血
冬馬
二重夏時間
バロック
君が見る夢
永久記憶装置

著者等紹介

松野志保[マツノシホ]
1973年、山梨県に生まれる。高校在学中より短歌を始め、雑誌に投稿。95年、東京大学文学部日本語日本文学専修卒業。大学三年の冬、「月光の会」入会。現在に至る
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ふるい

11
モイラの裔。父の共犯者。(母の不在。)あるいは兄弟愛。手の届かない美を求めずにはいられない性。こんなにもしっくりくる言葉たちに出会えてよかった。これこそはわたしが求めていた"世界に切り込むためのナイフ"だ。2019/04/10

あや

7
松野さんとは20代の時同じ結社に所属していた。NHKにお勤めだったと記憶している。私には同じ結社にどうしても敵わないと思う歌を詠む方が多数いらしたが松野さんもそのお一人であった。私はその結社の人間関係に疲れて辞めてしまったけれど松野さんの歌は何年何十年経っても敬愛し続けるであろう。私にはとても真似のできない歌世界の数々。2020/03/15

4
もしぼくが男だったらためらわず凭れた君の肩であろうか/八月は薔薇を散らして突っ走る明け方近くバビロンの地へ/原稿用紙を綴じるリボンのさみどりにからめとられてゆく熱帯夜/青い花そこより芽吹くと思うまで君の手首に透ける静脈/萌えいづる五月になればためらわず灰色の服を着て出かけよう/抱擁はたやすくほどけあわゆきの降る海原がやがて隔てる/まず君の名をよぶ朝ゆっくりと声帯に血はかよいはじめる/戒厳令を報じる紙面に包まれてダリアようこそぼくらの部屋へ/いけないことはみんな本から教わったひとつの書架として君を抱く2018/12/03

はるち

2
独特の表現が美しくも毒々しくてよかった。全体としては静かな印象なのだが、時折激しい言葉が現れて、強い印象を与えられる。「真夏日の螺旋階段なかばにて君という鮮烈はダメージ」という歌のような歌集であると感じた。2014/12/12

たぶこ

2
耽美だ…。2014/10/17

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