内容説明
「誰にも気がねせず、住みなれた家で穏やかに旅立ちたい」。そんなおひとりさまの願いはどうすれば可能か?おひとりさまの見守りから旅立ちをささえてきた成年後見人が答える、希望のかなえかた、納得の身じまいかた。
目次
第1章 終活のながれ
第2章 あなたに介護が必要になったら
第3章 認知症がすすんだら
第4章 終末医療について―終末期の意思決定
第5章 看取り―自分らしい最期
第6章 亡くなったとき
第7章 私らしい旅立ち―葬儀・納骨
第8章 遺品整理
第9章 相続
著者等紹介
三国浩晃[ミクニヒロアキ]
NPO法人人生まるごと支援理事長。1969年、横浜市生まれ。2010年、NPO法人人生まるごと支援を設立。おひとりさま本人の希望をかなえることを目的とし、専門相談員の医師・看護師・ケアマネジャー・介護士・弁護士・司法書士・葬儀社等とともに、任意後見支援を中心に、見守り支援、旅立ち支援の活動をおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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田中峰和
4
加齢とともに自分の死が強く意識される。生涯独身者が2割を超え、結婚しても離婚すればやがておひとりさま。10年前、上野千鶴子の「おひとりさまの老後」が出たときは、大ヒット。不安をあおる便乗商法も頻発した。この本もその類かと思ったが、参考になることも多い。おひとりさまが認知症になれば、誰が面倒を看るのか。いきなり認知症になるわけではなく、自覚症状が出て徐々に加速する。その過程の不安は想像にあまりある。成年後見人の制度を本書で初めて知った。数年後には団塊世代が後期高齢者に突入する。さらに充実した法整備が必要だ。2017/09/13
みきぼうず
1
とても参考になった。情報を集めきちんと準備は必要。逃げてはいけない。自然に…2021/05/04
かず
0
親戚のおひとりさまが、最後まで自分らしく生きるために廻りも本人も考えておくべきことが良くわかった。少し早いかなって思っている時にこそ考えておかなくちゃ。おひとりさまでなくても、自分の最期は自分らしく、気持ち良く生きたいから。私もエンディングノートを書こうっと。2022/05/04
Yoshiyuki Usui
0
尊厳死宣言書を、公正証書にすることが、自分の思いどおりに生ききることだと思った。今後、自分らしく死ぬためにそういうビジネスがもっと広まるだろう。2021/04/14
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