内容説明
源氏物語に材をとった平安から現代までの美術・工芸品から和菓子まで、あらゆる“かたち”を博捜。あらすじと関連させて「源氏」を形で読む空前の企画。急逝した京都新聞記者の遺著にして代表作。
目次
第1部 光源氏の華やかな前半生(「桐壷」から「藤裏葉」までの三十三帖)(桐壷;帚木;空蝉 ほか)
第2部 光源氏の寂しい後半生(「若菜上」から「幻」までの八帖)(若菜上;若菜下;柏木 ほか)
第3部 光源氏なき後の世界(「匂兵部卿」から「夢浮橋」までの十三帖)(匂兵部卿;紅梅;竹河 ほか)
著者等紹介
林恭子[ハヤシキョウコ]
昭和17年京都市生まれ。昭和40年同志社大学文学部英文学科卒業。同年京都新聞社入社、学芸部(現文化報道部)所属。家庭・文化面を中心に活動。平成14年同社退職。同年同社嘱託となり、文化報道部編集委員。同年9月19日急逝
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。