内容説明
やさしくて悲しく、きびしくて楽しい、病院のお話。
目次
第1章 宅配便で荷物を送りつける妻の話
第2章 立ち上がろうとする男の話
第3章 羽根蒲団に寝る巫女さんと白衣を着替えない研修医の話
第4章 不思講な部屋の話
第5章 大福と坐薬と粋なおばあちゃんの話
第6章 きれいなパジャマの悲しい話
第7章 星を見たかった若い看護婦の話
第8章 人間がちょっと怖くなる話
第9章 ネクタイ締めて最期までがんばりたかった男の話
第10章 おでんうどんと新しい出発の話
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
腰越ヒロシ
2
内科病棟で、日々様々な入院患者をケアし経験を重ねていく看護師たちの物語、ではあるんですが、看護師の視点で描かれてはいるものの、実のところ彼女たちの個性や内面については終始控えめに抑えられた描写に徹していて、逆に点景のような入院患者たちの生き様、吐露されることのない思いがひしひしと伝わってくる筆致に驚かされた。現場で、常に患者にまっすぐに向き合い、通り過ぎていく彼ら彼女たちに誠心誠意尽くしてきた人にしか描けない文章に感じ入ります。文句無しの名作。2024/08/06
まっちゃん
1
本の交換会の戦利品。けっこう昔の本。 看護師の視点の本は初めて読んだけど面白かった!理不尽な要望を出されて辛いこともあれば「この仕事でよかった」と思える瞬間もあるっていうのがよく分かる。 医療関係の人にもそうじゃない人にもおすすめしたい一冊!2016/11/29




