目次
序章 鉄道開業の前史
第1章 横浜停車場(桜木町)の時代
第2章 桜木町駅と、高島町にあった二代目横浜駅
第3章 大ターミナルとなる三代目横浜駅
第4章 首都圏のベッドタウンと横浜ステーション
終章 伸びるネットワークと「サグラダ・ファミリア」と呼ばれる駅
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
skunk_c
63
人生の大半を横浜で過ごし、すべての学校と職場が横浜市内であったため、特に戦後の話は当時の記憶が鮮明に蘇った。とりわけ新横浜は当時住んでいた家から30分足らずの場所だったため、建設中から様子を見ていた。本当に周りが田圃で何もない中に駅が作られていくのは不思議な感覚だったが、口絵を含めた写真や図が色々と思い出させてくれた。70年代の新貨物線反対運動まで取り上げてあったし。欲を言えば東口駅舎があった頃、京急横浜駅の改札は北側の外にあり、西口からは北にあった自由通路を回る必要があったことなど触れてほしかった。2025/04/24
もるーのれ
3
横浜の鉄道の歴史を都市の発展の中で整理した1冊。横浜駅の移り変わりは象徴的で、開港場として成立した横浜が、日本の大動脈に、そして首都圏に組み込まれていく過程がよく分かる。2025/03/30
numainu
1
評価C2025/02/25
Takahide✈Yokohama
1
桜木町駅ホームが曲がっているのは大岡川沿いに南下延長の予定があったから(P76)なのか。横須賀線(P43)は鎌倉街道から笹下釜利谷道路通って金沢方面に抜ける案もあったはず。根岸線の本郷台~大船(P168)は第1海軍燃料廠専用線廃線跡は利用できなかったのかな?あとP9の29監獄署前と30不動橋ってどこだろう?中村橋と八幡橋の間にそのような場所は見当たらない。前者は現第一交通機動隊かな?2024/06/26
あっちゃんのパパ
1
評価=4:横浜駅を中心とした鉄道の歴史を網羅しており、各鉄道の成り立ちを俯瞰することが出来た。もう少し図表を多用してもらえるとさらにわかりやすくなると感じた。2024/02/04