有隣新書
首都圏の地震と神奈川

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  • サイズ B40判/ページ数 226p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784896602135
  • NDC分類 453.213
  • Cコード C0244

内容説明

現代の地球科学の理論では、大きな地震はほとんどプレート境界で発生する。日本の首都圏付近は、四枚のプレートが相接する、地球上でも珍しい複雑な地下構造をもつ地域で、大正関東地震をはじめ歴史的にも大きな震害を受けてきた。わたしたちはこの自然現象にどう向きあっていけばよいのだろうか。本書は、地震研究に長年携わってきた著者が、首都圏南部で起こった過去の地震現象を解説するとともに、地震学の最前線をやさしく説き、将来必ず起こる地震に備えることを訴える。

目次

1章 大震災に直面して
2章 二つの関東地震
3章 首都圏直下の地震
4章 神奈川県下の活断層
5章 箱根火山と伊豆半島
6章 東海地震・東南海地震
7章 首都圏の津波
8章 地震対策

著者等紹介

神沼克伊[カミヌマカツタダ]
1937年神奈川県生まれ。東京大学大学院博士課程修了。理学博士。現在、国立極地研究所名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授。専門は固体地球物理学。1966年第八次南極観測隊はじめ多くの調査に参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

LIBRA

4
地震の事を学びたいと思い図書館で借りてみましたが、良く分からなかったです。大昔に神奈川で地震があった事が印象に残りました。余りに前だと被害状況等色々な記録が無い事も残念だなぁと思いました。2016/05/19

りょう

3
関東大震災から100年ということで読んでみました。この本が正しいかは置いといて日頃から災害について準備しておきたい。2023/04/21

紫光日

3
この本は必ずしも正しいとは限らないが、ハードの限界等、自分自身で対策が重要だと感じた。マスコミやネットの地震予測は間違っていることも多く、過度な煽りも多いから注意が必要だと感じます。この本には載ってないが週刊現代(日刊ゲンダイも含む)の地震予測は過度な煽りで特に問題になっているからこそ、自身で自身のデータを集めることは重要だと思います。だからといって安全デマも注意が必要だから『最悪のケースを想定しつつ、改善した部分』も取り上げることで不安も解消されると思います。2013/06/08

ともたか

2
この本の意義は第4章の3「神奈川県下の活断層」のところだろう。 続いて第5章だろうか。丹沢の山々は、言ってみれば大昔の伊豆七島が 南方の海から流れて来て陸地にぶつかったものだ。 それはプレート理論を証明している。 日本のどこに住んでいても地震からは逃れられない。 肝を鍛えておかねば。 2012/11/14

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