感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
モリータ
5
◆初版1981年、新版(本書)1995年有隣新書刊。著者(1924-2020)は横浜市立大学名誉教授、専攻は日本近代政治史。◆1945年5月29日の横浜大空襲の実態を詳述。その背景となる、各国の戦略爆撃や日本各地への空襲に関する説明も丁寧。◆横浜市は、地形的な特性と人口密度の特性(広くて丘陵が多いため人口密度が相対的に低いこと)などから、他の大都市よりも大空襲のタイミングが遅かったという。2026/06/10
seichan
4
「この世界の片隅に」を見たので、地元のことも読んでおこうかと。体験記的な部分はすくなく、WWIからの航空戦の推移の中で、ドッグファイト的な方法から、後方生産拠点の破壊や敵国労働者を意気阻喪するための絨毯爆撃に変わっていったとか、丁寧に書いてある。生きて在る人々は単に「生産力」とカウントされ、一畳に3~4発計算のナパーム弾を浴びせられ、例えば黄金町駅前辺りでは焼けたトタン板の上に何百もの遺体が並べられたそうな。知ってる地名がほとんどだけに、想像するにもリアルすぎて背筋が冷たく目頭が熱くなるものがあった。2017/03/14
きくちたかし
0
今から68年前日本は焦土と化した。侵略戦争の結末で国を守る戦争などとは言えないことが読み取れる。2014/02/16




