出版社内容情報
銅版画の巨匠・長谷川潔が、堀口大學や日夏耿之介との交友の中から生み出した青春期の清新な木版画の時代を描く。
内容説明
二十世紀を代表する銅版画の巨匠が、青春時代にのこした清新な木版画の数々。横浜に生まれ、大正7年、27歳でフランスに渡り、ついに一度も故国の土を踏むことなくパリに没した「孤高の芸術家」の渡仏前の作品と青春の軌跡をたどる。
目次
第1章 生誕の地・横浜
第2章 銅版画への道
第3章 渡仏前の木版画
第4章 日夏耿之介との交友と『転身の頌』
第5章 「大正」という時代