目次
イメジャリー(作曲家カルウォーヴィチ;タトリの山々 ほか)
バックグラウンド(ポーランド文学史;ロマン主義 ほか)
マニフェスト(反動;ミリアム ほか)
資料 “ボイ”タデウシュ・ジェレンスキの講演 “若きポーランド”が円熟するまで(どのような“若きポーランド”か?;クラクフ、クラクフ… ほか)
著者等紹介
関口時正[セキグチトキマサ]
東京生まれ。東京大学卒。1974~1976年、ポーランド政府給費留学(クラクフ)。1992~2013年、東京外国語大学教員(ポーランド文化)。同大名誉教授。訳書にプルス作『人形』(第69回読売文学賞、第4回日本翻訳大賞)など。受賞に2018年《ポーランド舞台藝術作家・作曲家連盟ZAiKS賞》、2019年ポーランド《フレデリク・ショパン協会賞》、2021年《トランスアトランティック賞》(ポーランド文学翻訳の業績に対して)、2025年ポーランド文化功労章Gloria Artis金賞など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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