内容説明
こわれた心の直し屋としてやってきたアウローラは、年金生活に入ります。時代が変わってしまった。もう、しおどきだと感じています。人々は自分の心をほったらかしにして、スマホばかりに夢中になっています。しかし、心は、大切にしないと、ながくはもたないもの。あたらしいものを店で売っているわけではありません。アウローラはだれよりも、その手入れの仕方を知っていましたが、もう、くつ屋も、時計屋も、仕立屋もいなくなった…、銀行ばかりになった職人通りをはなれようと決心します。ところが、ある雨の日の朝、アウローラの仕事場に、小さな女の子がやってきました。むすめの質問は、インターネットでは答えの見つからないものばかり…。アウローラは、どうして答えを知っているのでしょう?
著者等紹介
イェンジェイェフスカ・ヴルベル,ロクサーナ[イェンジェイェフスカヴルベル,ロクサーナ] [J〓drzejewska‐Wr´obel,Roksana]
1969年、ポーランド・グダンスク生まれ。数十冊の児童文学のほか、文芸評論、映画・テレビの脚本を手掛け、今、最も活躍する作家。受賞歴多数
ユング,ヨナ[ユング,ヨナ] [Jung,Jona]
1967年、ポーランド・グダンスク生まれ。40冊以上の児童書に挿絵を描き、アニメ映画の制作にもたずさわる。国内外での受賞歴多数
足達和子[アダチカズコ]
1945年、東京生まれ。2015年、ポーランド大統領よりカヴァレルスキ十字勲章を授与される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Olga