内容説明
情報蒐集と分析洞察力は世界でも有数のチャイナウオッチャー、朝河貫一博士顕彰協会前会長、矢吹晋の集大成!
目次
序に代えて チャイナウオッチと日本史ウオッチは通底する
第1章 朝河貫一を知っていますか
第2章 朝河貫一の歴史語録
第3章 入来で語る朝河英訳本の黙殺情況
第4章 数奇な入来文書の運命
第5章 朝河の職shikiを誤読した米国ジャパノロジー
第6章 網野史学、そして近年の潮流
補章 ペリーの白旗が語る日米関係の真実
結びに代えて―内外整合的な日本史を描く
著者等紹介
矢吹晋[ヤブキススム]
1938年福島県郡山市生まれ。県立安積高校在校時に朝河貫一を知る。1958年東京大学教養学部に入学し、第二外国語として中国語を学ぶ。1962年東京大学経済学部卒業。東洋経済新報社記者となり、石橋湛山の謦咳に接する。1967年アジア経済研究所研究員、1971~1973年シンガポール南洋大学客員研究員、香港大学客員研究員。1976年横浜市立大学助教授・教授を経て、2004年横浜市立大学名誉教授。21世紀中国総研ディレクター、公益財団法人東洋文庫研究員、朝河貫一博士顕彰協会会長等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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